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いつもまいどのMercurialの設定

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Gitがすっかり主流になり説明を検索するのが困難になってきたので、よく使う設定をメモしておきます。

  1. デフォルトや短縮名のpush/pull先を設定する
  2. ユーザー情報を設定する
  3. 利用するエディターを設定する
  4. 改行コードを強制指定する
  5. sshクライアントを指定する

1. デフォルトや短縮名のpush/pull先を設定するリポジトリ設定

リポジトリの.hg/hgrcの[paths]の項目で設定します。デフォルト値はdefaultで、他は短縮名として扱われます。

[paths]
default = ssh://example.com//var/hg/Repository
http = http://user@example.com/Repository
media = E:/hg/Repository

2. ユーザー情報を設定するグローバル設定リポジトリ設定

%USERPROFILE%¥Mercurial.iniか~/.hgrc,もしくは.hg/hgrcに[ui]の項目を書くことで、グローバルもしくは、そのリポジトリで使うユーザー情報を設定できます。

[ui]
username = uncorrelated zombie <uncorrelated@yahoo.co.jp>

3. 利用するエディターを設定するグローバル設定リポジトリ設定

%USERPROFILE%¥Mercurial.iniか~/.hgrc,もしくは.hg/hgrcに[ui]の項目を書くことで、グローバルもしくは、そのリポジトリで使うエディターを設定できます。

[ui]
editor = /usr/bin/gnome-text-editor
# editor = notepad.exe

4. 改行コードを強制指定するリポジトリ設定

.hg/hgrcの[extensions]にeolを追加し、[patterns]の項目を書くことで、そのリポジトリで使う改行コードを強制指定できます。コミット時に変換されます。

[extensions]
eol =
[patterns]
**.java = LF
**.c = LF
**.f90 = LF

5. sshクライアントを指定するグローバル設定

MS-Windows環境でしか使わないと思いますが、%USERPROFILE%¥Mercurial.iniか~/.hgrcの[ui]の項目で、sshクライアントを指定することができます。

[ui]
ssh = "C:\Program Files\PuTTY\plink.exe" -agent